革ソファのクオリティ2

型押しと表示されている革について

 本革製品かどうか、革を見ると独特の筋がついています。まるで、人間の皮膚を拡大して見ているような、革本来の味わいが一番現れるところです。
 ですが、型押しをする革とはどんなものでしょうか。
 一口で言えば、質が落ちるものである場合といえるでしょう。牛革だったとしますと、牛がまだ放牧されていた頃には寝転んだり、木に背を擦り付けたりと言った生活している中でついた傷跡などが大きい場合、皮革となった場合はB級、C級品となります。
 そこで牛革そっくりの型を用いて皮革に押し付けて、人工的に皮革のシワ(シボと呼びます)を作り出します。ですが、機械でプレスする訳ですから、厚みを制限する場合もあります。
 型押しの革でもデザインが気に入り購入意欲がそそられた場合、座面や背面をつまんでみましょう。皮革の厚みが解ります。
 

型押しの表示がない型押し皮革について

 表示がなくとも、実は型押しの牛革などを使用していた場合、型押しか自然な皮革かの違いは手触りでわかります。
 最初になんでもいいので、上等な値段の牛本革ソファを触ってみましょう。次に、気に入ったソファの表面に触れてみましょう。
 人工的に型押しをした皮革というものは、手触りがひんやりとしています。皮革の毛穴はプレスで塞がれた状態ですから、冬場は冷たく夏場はムレます。反対に天然皮革のもので適度に厚みもあるタイプのソファになると、かすかに温もりを感じる事が出来ます。毛穴もそのまま残っているので通気があります。冬の家具店の開店直後に試すと良くわかることでしょう。