革ソファのクオリティ4

使用されている革以外の素材面

 ソファで革の質とともに重要なポイントは座り心地ではないでしょうか。座り心地の決め手はなんと言ってもスプリングやウレタンなどの素材となります。
 この、スプリングやウレタンなどの知識も、長いことお気に入りのソファを楽しむためには欠かせません。

S字スプリングについて

 安価なソファの場合に使われているのはS字スプリングと言います。Sの字を延長させたような波型のスプリングを、大抵は座面の後ろから前に何本もスノコのように張り巡らせ、その上にウレタンが乗せてあるのが殆どです。
 S字スプリングはコイルスプリングと比べて早く「へたり」ます。耐性がコイル型スプリングには及ばないものが殆どです。その分、ウレタン素材に拘ったものであればいう事はありませんが。

コイルスプリングについて

 コイルタイプのスプリングは、良く海外の映画などでも破れたソファから顔を覗かせているのでわかることと思います。コイルも金属の太さによっては強度が変わるのは言うまでもありませんが、ベッドと同様にコイルが連なっているものと、一つ一つのコイルが独立して袋状の不繊布で包まれた「ポケットコイル」と呼ばれるものが使用される贅沢なタイプがあります。
 違いは、前者が長ソファの隣に誰かが座ると、自分の座面も揺れるのに対し、後者はスプリングが独立しており、沈む部分だけにしか変化がないため、勢い良く隣に座られたとしてもたいして揺れを感じない、くつろぎ感重視の作りとなっています。
 但し、コイルスプリングの弱点はソファの上でジャンプされると、どんな上等なコイルでも傷みやすくなるというところでしょう。