革ソファのクオリティ6

本革のクオリティ

 革ソファに使用される本革といえば、牛革がメインです。そして、牛革の使用される部分は背の部分となります。背とは肩のあたりから尻にかけてまでの部分で、成牛の背は腹と比べると格段に外部から身を守るために厚みがありますし丈夫で、ソファになった場合には座りごこち良さの条件である弾力も生まれます。
 ですが、背の部分を使用していても生来の傷があったり病弱であったりした牛革の場合は型押しをやむなくされたり、厚みが欠けたりと質が悪くなるのです。
 また、「牛革使用」と表示されている場合でも、背以外の部位を使われている場合もあります。背や尻の部分と違い、厚みや丈夫さも変わります。

本革使用を鵜呑みにしない買い物を

 安易に本革であることだけで安心していると、実物に対して「こんなもの?」という感覚的にも食い違いが生じる場合があります。
 もっとも、革のソファに慣れている場合には見ただけでも質の良し悪しがわかることですが、本革であるという条件以外、見えない生来の素材の良さというものも加味して考えるべきことと思われます。本革を使用していても安価なスプリングやウレタンが使用されていると、座り心地に反映します。上質な革のソファなのに、2〜3年で座面がへたってしまい、座り心地が悪くなるものもあります。見た目も座面がへこみ、くたびれた感じになるかもしれません。
 ネットショップなど、掲載されている商品の購入を考慮する場合には、写真では解らない部分はしっかりとショップ担当者や生産者に問い合わせをして慎重に買い物をすべきでしょう。